「第56回 日本伝統工芸染織展」大丸ミュージアム<京都>開催

日本工芸会の染織部会展として開催されてきた日本伝統工芸染織展が5月25日~30日の6日間、大丸京都店6階の大丸ミュージアムで行われます。

昭和39年以来、行われてきた同展は今年で第56回を迎えました。
伝統工芸は日本人の生活に深く根ざしたもので、素材や意匠に季節感を重視し、四季の変化に心を遊ばせ、人の気持ちにも細やかにこころくばりするものです。
その中で本展は、変容を続ける社会にあって、永遠に変わらない本質を持ちながら一瞬もとどまることなく継承されてきた、伝統の本来の姿を「染織」に求め、これを表現しています。
今回も、公募により作品を鑑審査し、入賞作品、受賞作品を決定。
委嘱(重要無形文化財保持者)作品を含めて、訪問着、帯、着尺、組紐など約70点を展覧いたします。

<イベント概要>
第56回 日本伝統工芸染織展
会期=2022年5月25日(水)→30日(月)
会場=大丸ミュージアム〈京都〉[大丸京都店6階]
入場時間=午前10時→午後6時30分(午後7時閉場)※最終日は午後4時30分まで(午後5時閉場)
入場料(税込)=一般 500円 大学生以下は無料
主催:日本経済新聞社、京都新聞、日本工芸会
後援:文化庁、京都府教育委員会、NHK京都放送局、MOA美術館


文部科学大臣賞
足立 真実氏
紬織着物「筒井筒」

 


東京都教育委員会賞
若松 由美氏
絣織着物「空からの贈り物」

 


日本経済新聞社賞
松枝 小夜子氏
久留米絣着物「花輪」

 


MOA美術館賞
築城 則子氏
小倉縞木綿帯「星降る夜」

■奨励賞・京都新聞賞
黒田 光子氏 絣織着物「爛漫」

■ 奨励賞・山陽新聞社賞
沖本 道子氏 絞り染着物「春光」

■ 奨励賞・大丸松坂屋賞
菊池 宏美氏 江戸小紋着尺縦絽「長立涌」

■ 奨励賞・三越伊勢丹賞
小林 佐智子氏 風通織木綿着物「春一日」

おすすめ