「第56回 日本伝統工芸染織展」を日本橋三越本店で開催

日本橋三越本店は5月11日(水)~5月16日(月)までの6日間、本館7階催物会場で「第56回 日本伝統工芸染織展」を開催します。

同展は、我が国に古くから伝わる「染め」「織り」などの染織工芸の保護・育成と創意ある展開を目的に開催している公募展で、今回で56回を迎えます。
「匠の技の極み」をテーマに、入選作品と重要無形文化財保持者(人間国宝)の作品をあわせて、72点を一堂に展覧。
卓越した染織工芸技術による創意あふれる作品の数々、着物としての「用の美」とテキスタイルデザインとしての作品の魅力も紹介されます。

■第56回 日本伝統工芸染織展 https://www.mistore.jp/shopping/event/nihombashi_e/textiles_50

伝統工芸は、日本人の生活に深く根ざしたもので、素材や意匠に季節感を重視し、作家たちは、先人たちの技を継承しながら現代の生活文化にあわせた創意あふれる作品を生み出し続けています。
それが新たな伝統として引き継がれ、国内外から注目を集める存在となっています。

本展は、昭和39年(1964年)以来、日本工芸会の染織部会展として、芸術的にも歴史的にも価値の高い染織工芸技術の保護・育成と創意ある展開をもとめて開催する公募展。
「匠の技の極み」をテーマに、120点もの応募作品の中から、厳正なる鑑審査で選ばれた入選作品の数々と重要無形文化財保持者(人間国宝)の作品をあわせて72点を一堂に展観されます。

奨励賞・三越伊勢丹賞  風通織木綿着物「春一日」(ふうつうおりもめんきもの「はるひとひ」) 小林 佐智子

 

文部科学大臣賞  紬織着物「筒井筒」(つむぎおりきもの「つついづつ」) 足立 真実

 

東京都教育委員会賞  絣織着物「空からの贈り物」(かすりおりきもの「そらからのおくりもの」) 若松 由美

 

日本経済新聞社賞   久留米絣着物「花輪」(くるめがすりきもの「かりん」) 松枝 小夜子

 

MOA美術館賞 小倉縞木綿帯「星降る夜」(こくらじまもめんおび「ほしふるよる」) 築城 則子

 

奨励賞・京都新聞賞   絣織着物「爛漫」(かすりおりきもの「らんまん」) 黒田 光子

 

奨励賞・山陽新聞社賞 絞り染着物「春光」(しぼりぞめきもの「しゅんこう」) 沖本 道子

 

奨励賞・大丸松坂屋賞 江戸小紋着尺縦絽「長立涌」(えどこもんきじゃくたてろ「ながたてわく」) 菊池 宏美 ※模様を拡大して掲載

 

また、会期中は、「列品解説」の開催や染織作家が来場し、鑑賞する方に作品をご説明する機会もあります。

染織作家たちの匠の技とみずみずしい感性により創られた作品を展示し、着物としての「用の美」だけではなく、テキスタイルデザインとしての魅力も紹介されるので、現在進行形で着物好きな方はもちろん、「ちょっと興味がある」という方も楽しめる内容になっています。

【会期】 2022年5月11日(水)~16日(月)<6日間> 午前10時~午後7時 ※最終日は午後6時まで
【会場】 日本橋三越本店 本館7階 催物会場 (入場無料)
【主催】 日本経済新聞社、公益社団法人日本工芸会
【後援】 文化庁、東京都教育委員会、MOA美術館

https://www.mistore.jp/store/nihombashi.html

※諸般の事情により営業日、営業時間の変更、予定していたイベントなどが中止になる場合があります。

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